
コラム
Column
【小児歯科と一緒にむし歯予防】むし歯になりにくい「おやつ」ありますか?
こんにちは。
磐田市の歯医者、【リーフ矯正・こども歯科】です。
お子さんのおやつに、どのようなものをお選びですか?
スーパーに行けば、飴やガム、グミ、チョコレートなどたくさんのお菓子が並んでいます。
ほとんどのお子さんは、甘いお菓子を好みますよね。
おやつの時間は好きなものを食べさせてあげたいけれど、保護者の方が気になるのはむし歯ではないでしょうか。
ここでは、むし歯になりにくいおやつについてお話しします。
糖が少なくてお口の中に残らないおやつを選びましょう
むし歯菌は「糖」をエサにして増殖します。
そのため、お口の中に「糖」が長く留まっていればいるほど、むし歯のリスクが高くなります。
お子さんのおやつには、
・糖分の少ないもの
・すぐに溶けてなくなるもの
・歯にくっつかないもの
を選ぶことが大切です。
具体的には、砂糖が入ったクッキーより糖分の少ないおせんべいを選ぶ方方がリスクが少なくなります。
また、お口の中で長く留まる飴やガムよりは、すぐになくなるゼリーやアイスクリームの方が、むし歯になりにくいといえます。
キャラメルやチョコレートは歯にくっつきやすいため、おすすめできません。
自然の甘みを楽しめる季節の果物やさつまいも、野菜スティックなどを積極的に取り入れるのがおすすめです。
カルシウムを補えるおやつを選びましょう
小さなお子さんは、胃袋も小さく一度に多くの量を食べることはできません。
そのため3回の食事だけでは、成長に必要な栄養素を十分に摂取できていないことがあります。
おやつは「第4の食事」ともいわれていて、食事で不足しがちな栄養素を補うチャンスです。
特に、カルシウムは不足しがちな栄養素です。
カルシウムを多く摂ることで、歯のエナメル質が強化されて、むし歯菌が出す酸に溶かされにくい歯になります。
カルシウムは、
・小魚や海藻
・チーズや牛乳などの乳製品
・ナッツ
に多く含まれています。
甘いジュースを牛乳やヨーグルトに変えて、カルシウムを補いましょう。
お腹がすいたときにさっと出せるように、小魚せんべいやナッツ類を常備しておくのがおすすめです。
時間と量を決めておやつを楽しみましょう
おやつを食べすぎて食事に響くことがないように、時間と量を決めることが大切です。
また、時間を決めずに長時間いつまでも食べていたり、何度もちょこちょこと食べていたりすると、お口の中に食べものがある時間が長くなり、むし歯になるリスクが高まります。
おやつの時間を親子で楽しく過ごせるように、むし歯になりにくいおやつを上手に選びましょう。
【リーフ矯正・こども歯科】では、お子さんの食事やおやつに関するアドバイスも行っています。
どのようなことでもお気軽にご相談ください。